出会って好きになって付き合う。たったそれだけのことなのに、この二番目の工程が、僕にとってはあまりにも高いハードルなのだ。
やあ。
そうちゃんです。今回はついに、僕の口癖であり僕の人生における最重要概念、チャクラについてちゃんと書こうと思います。
⑴なぜチャクラなのか?
さて、まず「なぜチャクラなのか?」これに関しては説明するまでもありません。
『NARUTO』ですね。
NARUTOが好きすぎるのでチャクラチャクラ言いまくってるだけなのです。
しかしながら、実はNARUTO世界におけるチャクラと僕の考えるチャクラとでは、だいぶ意味が違っています。
NARUTOにおけるチャクラは忍が忍術を使つために使用するエネルギーであり、身体エネルギーと精神エネルギーを混ぜ合わせることで作り出すことができる、と、第七班を組んですぐの時サクラが説明してくれていました。すなわち、ナルトたちが用いるチャクラとは、「エネルギー」なのです。
しかしながら僕のチャクラは、ノットイコールエネルギーなのです。
⑵そうてゃんの言うチャクラとは!?
じゃあ貴様が言うチャクラってなんなんだよ?となるわけですが、ご説明いたしましょう。
チャクラとは、「エネルギーになる前」です。
エネルギーと名のつくよりももっと前、根源的なものなのです。
人の精神というものは本来ぐちゃぐちゃで、曖昧で不定形なものです。それがあるひとつの目標や意志に向かって、ぎゅっと固まったものを「チャクラ」と呼びます。この、ぎゅっとなることを「チャクラの解放」と呼び、ぎゅっとなり方が強い(=よりえげつない圧力で凝固している)ことを「チャクラが強い」と言います。
具体例をひとつ挙げてみます。
ある一人の高校生がいて、彼は東大を目指してるとします。この場合、「東大に受かるために1日40時間勉強する!!予備校行って苦手科目をぜんぶなくすぞ〜〜〜」となっているのは、エネルギーですね(モチベーション、やる気と呼ばれる)。
でもそのエネルギーが生まれる前の段階、つまり「東大を目指す」って決めた瞬間の心の状態を「チャクラ」と呼びます。
この時、彼がこれまでの人生で蓄えてきた経験や思い出が、いろいろ絡み合って東大という目標に繋がっていくと思います。
東大の先生が書いた本を読んで感動したとか、QuizKnockに憧れたとか……。
そのまとまり方、つまり広範囲にわたるもともと全然関係なかったような記憶とか人格とかが一気にひとつに収束するさまがチャクラの解放であり、それが広範囲であればあるほど、解放されたチャクラは強くなるのです。
⑶チャクラの使いかた
上述のようにチャクラとは精神的なものですので、NARUTOにおけるチャクラとまったく異なるというわけでもなさそうです。
とはいえエネルギーとは違うと明言した以上、その使い方もNARUTOとは違ってくるはずです。
ナルトたちはチャクラを練ることでさまざまな忍術を発動することができます。
一方、僕の言うチャクラは、そのままでは使うことができません。
「チャクラをエネルギーに変換する」という工程が必要なのです。
これには少々コツが必要です。
なぜって、自分の精神状態がエネルギーになる前であることを自覚しなければならないからです。
よく、「将来やりたいことがない」と悩んでいる人を目にします。
それこそ、大学には行こうと思うけどどこの学部に行けばいいかわからない……って困ってる高校生の方も多いと思います。
それで言うと医学部の人ってすごいですよね。医者になるって決めるだけでもだいぶチャクラ強めなのに、それを保ち続けて勉強を頑張って、入学したあとも6年間チャクラを練り続けなきゃいけないわけですもんね。
閑話休題(ずーっと閑話かもだけど)、そうやって悩んでしまう人は、チャクラを解放できてないのです。
⑷チャクラ解放に向けて
では、どうすればチャクラを解き放つことができるのか???
これは非常に難しい問題で、僕自身はっきりと説明できる自信がありません。
ただ、いちおう経験談として、一例を示すことはできます。
さっきの例で言うと、なかなか自分のやりたいことを見つけるというのは難しいものです。ただ、どんな人でもみんな「何してる時に嬉しくなるか」というのはあるはずです。
それが、チャクラ解放のひとつのとっかかりになるんじゃないかなと僕は思います。
ここで注意なのが、「何してる時に楽しいか」ではなく、「嬉しいか」であるという点です。楽しいかどうかはわりと自分に嘘をつくことが可能ですが、嬉しいというのは種の根源的な感情で、なかなか「嘘の嬉しさ」を生み出すことはできない気がします。
嬉しいことを考えてみると、それがやりたいことに繋がっていくと思います。僕の場合はそれが美術鑑賞だったり、かわいいものだったりしました。
⑸チャクラが蟠ったら
チャクラの蟠り、これもまた難題ですね。
まずはチャクラが蟠っているかどうかを自覚しなければなりません。
すなわち、人が無気力になってしまう時、単にエネルギーが出ていない状態と、チャクラ自体が蟠っている状態の2パターンが考えられるのです。
前者の場合、チャクラ自体はまだ柔らかいはずなので、練り直すことでエネルギーを再活性化できる可能性が高いです。
しかし後者の場合ですとチャクラ自体がごちごちに凝り固まっているわけですので、練っても練ってもエネルギーに変換できず、そのせいで余計に精神的に追い込まれてしまう……という負の連鎖に繋がる恐れがあります。
というわけで、チャクラを練り直しても一向にエネルギーが戻らない時には、「ああ、チャクラが蟠ってるんだな」と思うようにしましょう。
この思考回路を手に入れるだけで、少なくともチャクラ練りが上手くいかなくて嫌になってしまうことはなくなるはずです。
さて、蟠ったチャクラを再度使える状態に戻すにはどうすればよいのでしょうか。
これは病気と一緒なので、まずその原因を突き止めることが必要です。
チャクラの蟠りには、人や時によっていろんな原因が考えられます。
例を挙げましょう。さっきからずーっと同じ話ばっかで申しわけないですが、東大を目指していたはずの高校生の子が、急にやる気をなくしてしまいました。理由を尋ねてみると、目指すきっかけ、すなわちチャクラ解放のきっかけとなった教授が、彼の受験の年に退任してしまうとわかって、東大を目指す理由を見失ってしまったというのです。
この場合理由は明確で、「教授の退任」ですね。
では原因がわかった今、どうすべきか。解決方法はいろいろあります。例えば、別の理由を見つけてそれでも東大を目指すか、それとも憧れの教授の研究に近いことをしている別の大学に志望を切り替えるか。原因さえわかればチャクラのリエンハンスは意外と難しくないです。
⑹まとめ
さて、ここまでチャクラについて語ってきましたが、だいたいわかっていただけたでしょうか。
チャクラの解放および維持には第一に心の安寧が不可欠です。
それぞれのチャクラを育ててヘルスにライフしていきましょう🥰
読んでくれてありがとうございます❣️✨